北海道は最近毎週のように土日は雨が降っていたのですが、今週は晴天だったので家族で函館をお散歩してきました!
函館の街並みってとても可愛いんですよね〜
19世紀中頃に開港して外国諸国との交流があった為、西洋の建物も多くて散歩してるだけでもプチ旅行してる気分になります^ ^
さて、日本だと3歳児神話といって、『子どもが3歳になるまでは保育園に預けずに母親が育てた方が良い』という考え方が根付いてますよね。
はたして3歳未満から保育園に預けて母親が働くのは子どもの発達に良くないのでしょうか?
point① 保育園に預けても、預けなくても結果は一緒
アメリカの国立子ども人間発達研究所では、1000人以上の子どもたちの成長過程を研究しています。
その結果、母親からのケアだけの子どもと、保育を受けていた子どものパフォーマンスレベルはなにも変わらなかったそうです。
むしろ、保育の質が高ければ高いほど、認知発達や社会性の発達でより良い結果が出ました。
また、ドイツで育休期間を1年超取れる改革をした前後で、子どもの発達の変化を調査しました。
その結果でも育休期間が1年以内でも1年を超えても、子どもとの愛着形成に差は生まれなかったことがわかったそうです。
『3歳までは母親が子育てするべきだ』と言う人もいますが、愛情を注いで適切に育ててくれる人なら、お父さんや祖父母、保育士でも良いそうですよ^ ^
point② 言葉の発達への影響も
フランスは1990年初頭には産後3年間の育休が取れる制度がつくられました。
しかし、母親が育休を3年間取得できるようになった直後に生まれた子ども達の言語発達が遅れていることがわかりました。
5、6歳時点で受ける言語能力試験で、平均点以下の点数を取る割合が5%上がってしまったそうです。
この原因は、家庭で子どもを育てたために、家族以外の人と接する機会が減ったからだと推測されています。
保育園に通えばたくさんの子どもや保育士さんなど親以外の大人と接する機会があるため、言語能力も上がりそうですよね。
point③ 子どもが保育園に通うと攻撃性・多動性が低くなる
また、保育園に通っている子は、通っていない子と比べて3歳半の時点で、落ち着きがないなどの多動性や人に乱暴をするなどの攻撃性が低くなることがわかったそうです。
早くから保育園に通うと愛情不足で乱暴になるのでは?!と勝手に思っていましたが、むしろ通った方が穏やかな子になるんですね^ ^
今日の勉強録
『子育てが大変な時は保育園を活用するのもあり』
保育園に預けた方が言語能力にしても社会性にしてもメリットがあるのは驚きですね!
私自身、仕事を辞めて函館に引っ越してきたのでおはぎちゃんを保育園に預けていませんが、もし夫の転勤がなければそのまま仕事復帰をしておはぎちゃんを保育園に預けていたと思います。
でもいざ保育園に通うおはぎちゃんを想像するとなんだか寂しい気持ちになりますね…
今はコロナであまり人に会えていないので、色んな人と交流させてあげたいと思い、子育てサークルに入りました^^
これで少しでも社会性を学んで欲しい!(私が社会性に自信がないので笑)
参考文献
保育の質と子どもの発達:アメリカ国立子ども人間発達研究所の長期追跡から
プレジデントBaby 2020
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