問題児にさせる親のダメな行動

勉強録

まさか自分の子どもが問題児だなんて、と思う人もいるかもしれませんが、案外日常の態度が子どもに影響しています。

どんな態度が子どもに悪影響なのか見てみましょう^^

point① 過保護

過保護は良くない、と容易に思いつきますよね。自立しなさそうで。

広島大学の研究で園児180名に調査を行ったところ、母親の過保護な態度が子どもを攻撃性にさせるということがわかりました。

また、過保護は自己肯定感の低下にも繋がります。

親が「あれは危ない」「これも危ない」と言ってずっと安全な環境にして失敗する経験をさせないと、子どもの能力は伸びないので自信がつく機会を逃してしまします。

point②褒めるより叱ったり注意することが多い

広島大学の同じ研究では、子どもに対して「早くしなさい」など、褒めるよりも叱ることが多い親の子どもは、攻撃性・不注意・落ち着きのなさの特徴があることがわかりました。

子どもは母親の態度から、攻撃的な行動を学んでいるんだそうです。また、早くしなさいという注意から、怒られないように落ち着きなく動くという悪循環に繋がっているそうです。

point③甘やかし

京都女子大学教授の森下正康先生は女子大生314名に調査をし、「欲しいものはなんでも買ってあげる」等の甘やかしは、八つ当たりをしない等の感情のコントロールの能力を低下させることがわかりました。

欲求がいつでも通る環境にいると、感情をコントロールする力が育たないそうです。

また、私自身の経験なんですが、3人兄弟の末っ子(兄二人)だったので親に甘やかされ、欲しいものは何でも買ってもらった結果、向上心がなくなった気がします笑

努力しなくても欲しいものが手に入る環境は良くないですね・・・

今日の勉強録

『子どもを育てる時には過保護・注意のし過ぎ・甘やかしに注意しよう』

私の娘は0歳児サークルに通っていますが、周りを見てもまだ問題児という子はいません。

年齢が低すぎておもちゃの取り合いにもならないですからね笑

今後は子どもへの態度に気を付けながら接していきたいと思います^^

出典:
母親の養育態度が幼児の問題行動に及ぼす影響
児童期の母親の養育態度としつけ方略が自己制御機能の発達に与える影響

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