みなさん旅育ってご存じですか?
どうやら国内外旅行をとおして、子どもを成長させようという取り組みらしいです!
今はコロナ渦で旅行のハードルが高くなっていますが、また旅行に行けるようになったら実践してみたいなー!と感じたのでご紹介します^^
point① 旅育とは
旅育の論文の中で、『旅育は人間性の成長を促すとする考え方で、旅によって得られる知識や興味・価値観の広がり、共感力を人の成長に役立てようとするもの』と述べられています。
また、『家族旅行を通じて子どもを成長させること。家族のきずなが深まるだけでなく、子どもの「生きる力」が育まれる』だそうです。
ただ旅行するだけでなく、子どもに何かしらの気づきを与えてあげることが出来たら良いですよね^^
point② 旅行の効果
18~25歳の1700名にアンケートをとった論文では、子どもの頃に家族旅行をする回数が多かった人は、コミュニケーション力や社会性・思いやり・自己肯定感などが高いという傾向が明らかになりました!
また、家族旅行のなかでも海外旅行の経験を持つ人が、自己肯定感が高かったそうです。
玉川大学の寺本潔教授は、『旅育は、情報収集・活用、対入関係、批判的思考、問題解決、報告、関心、起業など、子どものさまざまな力を養うことができる』と述べています。
point③ 旅育の方法
旅行ジャーナリスト村田和子さんが提唱している、旅育のメソッドをご紹介します^^
- 旅の計画・準備において子どもを積極的に参加させる。
- 子どもの役割や目標を決め、褒める。
- 旅先で家族が別々に過ごす時間を設ける。
- 子どもを「本物」に多く触れさせ、「関心の芽」を育む。
- 親が楽しみながら学び、子どもの手本となる。
- 思い出を形にして残す。
旅の計画・準備において子どもを積極的に参加させる。
旅行の準備に子どもを関わらせるほうが、子どもが旅へ向ける関心が高くなるそうです。親子で話し合って目的地を決めたりするのが良いそうですよ^^
また、子どもが自分の考えを話し、その根拠を述べ、家族の意見も聞いた上で結論を出すことは、協調性・判断力・論理性の向上につながるそうです!
子どもの役割や目標を決め、褒める。
旅行で子どもに役割を与えると、責任感や積極性が生まれるそうです!時間の管理やお金の記録係などが良さそうです^^
旅先で家族が別々に過ごす時間を設ける。
これは、旅先で開催されている子供向けプログラムに子どものみ参加させることが推奨されていました。初対面の子ども達と接することで協調性が養われるそうです!
子どもを「本物」に多く触れさせ、「関心の芽」を育む。
自然・芸術・歴史など、子どもがさまざまな「本物」に触れる機会を多く作った方が良いそうです。「本物」は五感に働きかけ、創造力や感受性を刺激するそうですよ!
また、旅先で本物を見て感じた疑問を家に帰ってから調べるのも良いそうです^^
親が楽しみながら学び、子どもの手本となる。
親自身が旅先で役割を果たして目標を達成したり、発見・疑問を声に出したりすれば、子どもが模倣するようです。ワクワクしている親を見ると、子どもは学習意欲が湧きますよね^^
思い出を形にして残す。
旅を思い出す機会を設けることで、旅育の効果が高まるそうです。陶芸など、旅先で形に残る物づくりをするのは良さそうですよね^^
今日の勉強録
『せっかく旅行行くなら、子どもが成長する旅育を意識しよう!』
家族旅行というと、親が行先と日程を決めて子どもはそれについていく・・・というパターンが多いと思うんですけど、目的地から子どもと相談して、旅先でも子どもだけの経験を積んだり、役割を果たしたりというのは新しい気づきでした!
おはぎちゃんが小学生くらいになったら是非やってみたいと思います^^
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