タッチで変わる赤ちゃんの脳

勉強録

おはぎちゃんは9カ月になり、つかまり立ちをするようになりました!

最初は柵につかまって立ったはいいものの戻れなくて泣いたり、手を放してしまって頭ごっちんして大泣き、ということも多々あったのですが、立った状態から膝や手をついて座るということをいつの間にか学んでいました。

教えてもないのにすごいなあ、と感心してしまう日々です。

子どもって親がいないところで色々と学んでいるんですね^^

今回は、京都大学が発表した、乳児へのタッチが脳にどのように影響するかの文献についてです。

赤ちゃんにタッチしながら単語を聞かせると脳が活性化する!

この調査には、生後 7 ヶ月児 28 名が参加しました。

まず、成人の調査者と乳児が「くすぐり」で遊びました。その後、下記の方法で乳児の脳波を計測しました。

(1)乳児は他者に身体に直接触れられながら、新奇単語(例:とぴとぴ)を5回聞く

(2)乳児は他者から直接身体に触れられることなく、(1)とは異なる新奇単語(例:べけべけ)を5回聞く

この調査の結果、乳児に接触しながら単語を聞かせた方が、より強い活動を示しました。

また、くすぐりに対してよく笑った乳児ほど、脳波の活動が大きかったそうです。

今日の勉強録

『赤ちゃんにタッチしながら言葉を聞かせるのは、学習面において有効』

赤ちゃんにとって人と身体接触を介した関わりは社会的な絆を強め、乳児の心身の成長に重要
であると指摘されているそうですが、そのように言われる根拠がわかりました^^

大規模調査研究によると、乳児期の養育者と触れ合う機会の少なさが、長期的に子どもの認
知や情動の発達に影響を与える
ともいわれています。

出来る限り、おはぎちゃんとたくさん触れ合うようにしようと思いました!

参考文献:タッチで変わる、乳児の脳―他者から触れられる経験が脳の学習力に与える影響―

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