テレビ育児は悪じゃない!

勉強録

みなさん、雨の日とか、外に出られない日は子どもとどうやって過ごしてますか?

私は結構テレビに頼ってしまいます…最近は娘がパンダコパンダにはまってて、ネットフリックスで2話しか配信されていないのを永遠に流し続けたりね…笑

子どもの発達上テレビは良くない、というのをわかってはいるんですが、やはりなかなか難しい。

そこで、逆にテレビ育児の良い点について考えてみようではないか!と思い調べてみました!

point① テレビの内容によって影響は違う

アメリカのメディアの影響についての研究では、以下のことがわかりました。

こちらの研究は、5歳時点のテレビの影響が、10代になったときにどのような影響が出たかをみたものです。

  • 幼児期にセサミストリートを見ていた子は学業成績の良さや、読書量の多い傾向がある
  • 幼児期に暴力系の番組を見ていた子は、高校生になって成績が悪くなる傾向がある
  • 幼児期に教育番組(英語・数学・科学など)をみることで、スムーズな就学準備ができて、学習意欲が促進され、成績が良くなる

見る番組によって子どもに良い影響を与えていることがわかりました^^
一概にテレビは悪い!とは言えませんね。

point② 親と一緒にテレビを見る効果

NHK放送文化研究所の発表によると、テレビを親と一緒にみることで協調性・共感性・能動性・自己主張性・協調性・共感性に良い影響があったそうです。

こちらの論文によると、どのように子どもにテレビを見させるかによって影響が変わってくるとのことでした。

少し前にこどもちゃれんじプチを始めたんですが、今日初めて付属のDVDを娘と一緒に見てみました。

リトミックとかあって娘はすごい喜んでいたので、普段だらだらとYoutube見せていてなんだか罪悪感を感じてしまった…笑

point③ 親切な描写があるメディアを見ると、子どもも親切な行動が増える

子どもから大人まで幅広い対象を扱ったメタ分析によると、親切な描写があるコンテンツを見ると、親切な行動が増え、共感性が高くなり、攻撃的な行動が減ったそうです。

親切な描写があるコンテンツとしてはディズニー映画がよく挙げられているそうで、トイストーリーなんかは仲間と一緒に問題解決していく様子もあるので良いそうですよ!

今日の勉強録

「見せる番組を選べば、テレビは子育ての強い味方になる!」

今回の調べた内容をまとめると、「子どもには教育系番組みせて、親が余裕があれば一緒に見ると良い」ということですね^^

ちなみに、誰も見てないテレビがBGMのように流れっぱなしだと、子どもの集中力は下がってしまうそうです。

もう見てないな、と思ったらこまめにテレビを消しましょう~!

出典:
乳幼児とメディアをめぐる海外の研究動向
 各種メディアの心理学的な影響・発達的研究
子どもの発達格差 (著)森口祐介

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