今年は梅雨明けが早くて本当に暑いですよね…
私の住んでいる北海道は、雨の日は涼しいんですが晴れると本州並みに暑い気がします。
さて、今回は子ども用の日焼け止めについて調べてみたんですが、皆さん子どもに日焼け止めちゃんと塗ってますか?
インスタでアンケートをとったところ、約半数の方が日焼け止めをちゃんと塗っているとお答えいただきました。
日焼け止めに関してのあれこれ、ご紹介させていただきます^^
point① そもそも日焼け止めって必要?
私が子どもの頃は、日焼け止めなんて全然塗ってなかったので正直必要なの?と思っていたんですが、必要なんだそうです。
なぜかというと、昔と比べて紫外線の量は増えているから!
環境省によると、紫外線の量は1990年以降じりじりと増えています。
紫外線は1990年代と比べると約5%増えているんだそうです。
また、紫外線は皮膚がんの原因とも言われているので、出来るだけ塗った方が良さそうです。
point② 日焼け止めの成分について
日焼け止めの成分には、紫外線散乱材と紫外線吸収剤の2種類があります。
この2つの違いについてご紹介します。
紫外線散乱材
紫外線散乱剤は、微粒子が物理的に紫外線を跳ね返して、UVBからUVA領域まで広く遮断します。肌に優しいと言われており体への吸収も少ないそうです。
しかし、この微粒子は白い粉末から出来ているため、配合されている製品によっては肌が白くなることもあります。
紫外線吸収剤
紫外線吸収剤は、その名の通り紫外線を吸収します。そして化学反応によって熱やエネルギーに変換することで肌を保護します。
効果でいえば紫外線吸収剤の方が強いのですが、この化学反応によって有毒な成分に変化することがあるそうです。
例えば、アボベンゾンという紫外線吸収剤は肝臓や腎臓の障害、神経系障害、がんを引き起こすことがわかっている化学物質に変化したという論文があるそうです。
FDA(アメリカ食品医薬品局)の調査によると、オキシベンゾン-3という成分が入った日焼け止めは、肌に塗った後に血液を調べたら、基準の500倍以上が体に取り込まれていたそうです。
また、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルという成分も体に取り込まれていることが確認されています。
日本では、オキシベンゾン-3、アボベンゾン、メトキシケイヒ酸エチルヘキシルという紫外線吸収剤成分を含めて32種類が認可されています。
もし日焼け止めを使用する場合は、「ノンケミカル」や「紫外線吸収剤不使用」と記載のあるものを使用した方が良さそうです。
ちなみに、私が最近購入した子どもも使える低刺激の日焼け止めは、紫外線吸収剤が入っていました。
point③ 経皮毒の怖さ
紫外線吸収剤の怖さをつらつらと書きましたが、一番怖いのは、皮膚を通して吸収した有毒な成分は、「90%が体内に残る」ということ。
口から摂取した場合は、肝臓などで解毒されたりして90%は排出出来るそうです。
また、口の中の粘膜は腕などの皮膚よりも10倍吸収されるそうなので、歯磨き粉なども気を付けたいですね。
今日の勉強録
「子供だけでなく大人も紫外線吸収剤不使用を使った方が無難」
紫外線吸収剤は効果は強力なんですが、副作用が怖いですね。
まだまだ日焼け止めを使う期間は続くので、気を付けたいと思います。
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