出来るなら、子どもには勉強好きになって欲しいと思う親は多いと思います。
いやいや勉強するよりも、楽しく勉強して欲しいですよね。
勉強を楽しくするには、なんといっても好奇心が大切。
ベネッセ教育総合研究所が東京大学と共同で実施した調査では、小中高生において勉強が「嫌いから好き」に変わった子どもは「新しいことを知るのがうれしいから」という理由で嫌い→好きに変わったようでした。
また、東北大学の瀧靖之教授は、『好奇心は、脳を育てる一番の栄養です。』と述べています。
今回は、好奇心を育てる方法をご紹介します。
point ① 赤ちゃんの喃語や指さしに無反応はNG
1歳頃になると、「あー」や「うー」などの喃語を話し始めますよね。私の娘であるおはぎちゃんもよくわけのわからない宇宙語をよく話しているし、指さしもよくしています。
赤ちゃんは自分が興味のあるものに対して指さしをして、大人が教えることによって情報を得ています。
ロンドン大学付属機関であるベビーラボの研究によると、もし大人が知らないふりをしたりでたらめなことを教えると、、、指さしをする回数が減ってしまったそうです。
また喃語に関しては、アメリカのコーネル大学(アメリカの最難関大学の一つ)の准教授であるマイケル・ゴールドスタインは、赤ちゃんは喃語を発したタイミングで物の名前を教えるとその名前を覚える確率が高くなる、と述べています。
つまり、赤ちゃんは好奇心を満たす道具として指さしや喃語を使っています。
しかも、赤ちゃんの好奇心の発達は周囲の人々の行動に影響されるそうです。それならば、可能な限り赤ちゃんの問いかけに答えていきたいですよね^^
point② 図鑑を用意する
東大生の9割は図鑑を読んで育ったそうです。
今の時代はインターネットで調べればすぐに答えは出てきますが、簡単に答えだけを知ったところでは記憶にとどまりにくいそうです。
逆に、「どういうことなんだろう?」「あれって何?」とモヤモヤとした気持ちを抱えたまま時間をかけて調べた方が好奇心が深まるそうです。
たしかに、疑問に思ってグーグルで調べた知識って身についていない気がする・・・
図鑑は3~4歳までに用意してあげると良いそうですよ!
point③ 親も一緒にワクワクする
子どもに一方的に図鑑を渡して「読みなさい」、「調べなさい」と言って親が何も関心を示さなければ好奇心が深まることはないそうです。
親が実際に調べるところや、ワクワクしながら人に知識を伝えるところを見て子どもは学んでいく意欲を感じるようになるそうですよ!
今日の勉強録
「子どもとコミュニケーションを楽しもう!」
私は家事をする時やホッと一息つくときはよくテレビを見せてしまいます。(babybusとかすごいよね。)
でもこのテレビの時間は子どもの好奇心を育てる時間を削っているんだな、と考えると日々の子どもとのコミュニケーションを大切にしなければならないですね。
出典:
子どもは40000回質問する (著)イアン・レズリー
「賢い子」に育てる究極のコツ (著)瀧靖之
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