乳幼児の睡眠ってこんなに大事なんだ!

勉強録

最近の悩み…それは、おはぎちゃんが全然寝ないこと…

夜は10時間近く寝てくれるけど、昼寝全然しません笑

おっぱい飲みながら寝た~と思って一安心したらおめめぱっちり( ;∀;)

こんなに寝なくて大丈夫なんだろうか。というか私も昼間しんどい笑

眠い目をこすりながら赤ちゃんと睡眠の関係の文献を読んでみました。

point① 早寝が最強!

大阪大学の調査で1000名の子ども(生後10-24カ月)を対象に神経発達の評価を行ったところ、早寝は寝付くまでの時間が短く、夜間睡眠時間も遅寝と比べて有意に長くなったそうです。(この文献の中での早寝は20:30前に就寝、遅寝は22:00以降の就寝です。)

逆に遅寝は、運動や細かな作業、相手の言葉を理解する力と、自分の言いたいことを相手に伝える力の発達が有意に低かったそうです。

また、短時間睡眠(9.5時間以内)は自分の言葉を相手に伝える能力が有意に低かったそうです。

point② 昼夜の生活リズムは発達に重要

226名の5歳児を対象にした調査だと、昼夜の生活リズムが不規則な子どもでは三角形を上手く書けない子の割合が有意に多かったそうです。

三角形が書けなかった子は、「話を集中して聞くことができない」「理解していない」「突然攻撃を仕掛ける」等の集中力、情動面の問題が報告されているようです。

また、生後7か月から1歳7カ月までの生活リズムの形成が、その後の精神発達や言語発達に重要と述べられています。

ここでの生活リズムのずれは、±1.5時間を超える範囲のことです。

今日の勉強録

「毎日早寝を心掛けましょう!」

この一言に尽きますね。よく早寝早起きを~とかいう言葉を耳にしますが、ちゃんとした理由があったんですね。

6歳になるまで10時間以下の短時間睡眠では知能検査が成績低下しているということも書いてあったので、10時間以上は寝てほしいですね。

それにしてもなかなか寝ないおはぎちゃん。

夜は10時間寝てくれるから良しとするか。(甘いかも?)

参考文献:https://www.jstage.jst.go.jp/article/sjpr/60/3/60_216/_pdf

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