もうすぐ七夕ですね〜
函館では面白い七夕の習慣があって、子ども達が七夕の夜に色んな家を回って歌を歌うと、その家でお菓子を貰えるらしいです^ ^
ハロウィンみたいですよねー!
この間は、七夕ということで子育てサークルで甚平を着て集まったんですが、0歳児達の甚平集団めちゃめちゃ可愛かった😭❤️
話は変わって絵本の読み聞かせについてなんですが、みなさんは読み聞かせ中にお子さんに質問したりしてますか?
私は末っ子ということもあり、小さい子のお世話もした事はないし、保育の知識はありません。なので、絵本ってどうやって読んだらいいの?!と思い調べてみました!
point① 絵本を読む時のポイント
絵本を読む時のポイントとしては、下記のものが挙げられています。(一部抜粋)
- ゆったりした暖かな雰囲気のもとで、大袈裟にならない程度に、豊かに意味や文脈が表現出来るように読む
- 声の大きさ、抑揚、テンポ、間に留意して読む
- めくった瞬間には読まない
- 毎日読む習慣をつける
- 一時的な教育効果をねらわず、何よりも絵本の楽しさや読み手と聞き手との触れ合いを楽しむ気持ちで読む
- 読んでる最中、説明や質問はしない
1番最後の『読んでる最中に説明や質問はしない』についてなんですが、いたずらな注釈や説明は子どもたちの想像力をこわし、絵本の本当の楽しみを奪い、結果的に絵本から遠ざけてしまうという理由があげられています。
このポイントに関して、実際に影響があるのか研究した論文があったので読んでみました!
point② 読み聞かせの途中に質問をした方が、子どもが集中し続けられる
今回の調査では、年長児60名に読み聞かせを4パターンで行いました。
1回目 読み聞かせ中に質問なし
2回目 事象質問をする(例:キツネからもらったプレゼントは何か?)
3回目 心情質問をする(例:キツネはオオカミのことをどう思っているか?)
4回目 事象質問・心情質問をする
1回目の読み聞かせ中に質問なしの場合だと、読み聞かせが終わった後に、『長かった』、『疲れた』等の発言があったそうです。
このことから、読み聞かせが行われている間に静かに集中し続けることは、子どもたちの負担になっていることがわかります。
2~4回目の読み聞かせ中に子ども達に質問をした場合は、手を挙げて質問に答えようとしたり、質問に対し自分の経験や想像を発言する姿があったそうです。
また、質問を読み聞かせの最後に行った時よりも、読み聞かせの最中に行った時の方が、質問の場面以外でも子ども達のつぶやきが多くみられ、質問を挟むことにより絵本よりも周囲の様子に気をとられていた子どもが絵本の方に視線を向けなおす姿があったようです。
このことから、読み聞かせの最中に質問することで、絵本へ集中しなおすことが出来ると推察されます。
point③ 読み聞かせは、事象質問と心情質問を組み合わせると良い
事象質問を行った場合は、絵本の中でも繰り返し述べられている部分や物語の内容の要となる部分を質問として取り上げていことから、子ども達にとって答えやすい質問内容であり、絵本の内容理解の促進にもつながったのではないかと推察されています。
心情質問の場合は、事象質問の時よりも手を挙げて発言しようとする園児が少なく、なかなか園児らから質問の答えは得られにくかったそうです。
これは、物語の登場人物の心情を問うような質問は事象質問とは異なり正解が決まっているものではなく、子ども達それぞれに感じることや思うことがありその思いを言葉に表すことは難易度が高いのでは、と述べられています。
対して事象質問・心情質問、両方行った場合は、心情質問のみの時よりも活発に意見が出たそうです。事象質問で絵本の内容理解を深めることで、登場人物の気持ちを推測することができたのではないでしょうか^^
今日の勉強録
『子どもに絵本を読むときは絵本の内容を復習するような質問をしつつ、登場人物の気持ちをイメージさせた方が良い』
文献の中で、読み聞かせ中に質問をすることで物語の登場人物の心情に寄り添うことや自分なりの絵本の世界観を築くことにつながり、園児らの想像力や他者の気持ちを考える力の発達や、自分の思いを発言することで友だちと自分の持つイメージを共有することにつながるということが述べられていました。
わたしもおはぎちゃんが話せるようになって、コミュニケーションをとれるようになったら、色んな質問を交えながら絵本を読んであげたいと思います^^
今はまだ、『にんにんにん』、『たーた』とかしか喋らないけど ^^;
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