2030年代には、事務職の50%がAIに代替されると言われています。
AI、仕事奪ってくるとか怖いですよね…果たして子ども達が大人になる頃にはどうなっているのでしょうか?
オックスフォード大学のオズボーン准教授が発表した「The future of skills employment in 2030」に載っている、2030年に必要なスキル1位は「戦略的学習力」です。
このオズボーン教授は、「将来AIで仕事がなくなるよ!」という論文を発表した人です。
ちなみに2位は心理学、3位は指導力でした。
今回は、この「戦略的学習力」について調べてみました^^
point① 戦略的学習力とは
まず、戦略的学習力とは「新しいことを学ぶ時に、状況に応じて適した学習内容・方法で習得するスキル」です。
今後AIによってなくなる仕事は少なくないですし、目まぐるしく変わる環境に対応したスキルを学習していかなければならないですよね。
また、今の時代はインターネットで調べればたくさんの情報を得ることが出来ます。
そのたくさんの情報の質を見極めて、情報の取捨選択をすることが大切ですね。
今回は、その戦略的学習力を高めるために効率的な学習法をご紹介します。
point② 講義は最前列で聞く
コロナが流行って今の時代はオンライン授業が多いのかもしれませんが、もし対面で塾の授業やセミナーを受ける機会があれば、絶対最前列で聞いた方が良いそうです。
なぜかというと、最前列に座っているとふとした瞬間に講師から質問さされたり、感想を聞かれたりする確率が高いですよね。
なので、ちゃんと話を聞いておかなくちゃ!と緊張感が出ます。
この緊張感が、学習効率を最大化するそうです。
心理学では、適度な緊張状態だと「記憶力・集中力・判断力・学習効率を飛躍的に高める」そうです。
私は基本一番後ろでぽけーっと話を聞いているタイプだったので、大人数で受ける塾の授業よりもマンツーマンの塾の方が身になっていたなーと実感してます。
point③ アウトプット前提で学習する
学習するときに、何の目的もなく学習するのと誰かに教えたり学んだことを発表しなければならない!という状況だと、学びの吸収が全然違うそうです。
確かに大人も仕事で講習会に参加した場合、聞いた講習内容を同僚の前で発表してください!と言われたらプレッシャーを感じて必死に話を聞きますよね。
このアウトプットする機会を設けることが大切なので、日常的に子どもにどんなことを学んだのか教えてもらう時間を作ると良いかもしれませんね^^
私も本を読んで、これはタメになった!という情報があれば夫に内容を話して記憶に定着させるようにしています。(それでも忘れることは多いですが…笑)
point④ スマホの影響
東北大学、川島隆太教授の研究によると、スマホの使用時間が1時間増えるごとに数学・算数の成績が約5点減るという結果が出ています。
なぜかというと、スマホやテレビ、テレビゲーム等を長時間使うと、その後30分~1時間は前頭葉の機能低下が続いて、その間に必死に勉強しても身にならないそうです。
前頭葉とは、脳の部位で思考力、判断力、集中力、気分のコントロールなど幅広く、この領域が働いていないと仕事や勉強に大きく影響を及ぼします。
特にSNSって無限に見れちゃいますよね。私も気を付けようっと。
今日の勉強録
「自分に必要なスキルと学習法を見極めるのが大切」
今回は効率的な学習法についてまとめましたが、最初に紹介した「戦略的学習力」には何を学習するのが必要なのかを見極める力も必要になります。
今、社会が何を必要としているのか分析して勉強していける大人になって欲しいなと思います^^
出典:
The future of skills employment in 2030
インプット大全 (著)樺沢紫苑
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