もうすぐ8月になり毎日猛暑ですね~💦
オリンピックが始まっていますが、外国人も日本の暑さにビックリしているようですね笑
日本の夏って湿気がすごいですからね笑 1年間だけドイツに留学したことがあるんですが、ヨーロッパは夏でも湿気が少なく、真夏日でも日陰に入れば涼しかったです^^
さて、今回はこの季節には要注意の熱中症についてです。
point① 子どもは夏が苦手
実は、子どもは寒い環境よりも暑い環境の方が苦手なんです。
気温が体温よりも低い場合は体温調節は比較的簡単に出来ますが、逆に体温よりも気温の方が高い場合は、逆に外気からの熱獲得を促進してしまいます。そして湿気が高いと汗の蒸発が妨げられて急激な体温上昇が引き起こされます。
point② 子どもは脱水しやすい
子どもは脱水しやすいというのは、お子さんがいらっしゃる親御さんなら知っている人も多いかと思います。
では、なぜ脱水しやすいのでしょうか。理由は5つあります。
- 体内水分量の比率が成人に比べて高い(水分量は大人が60%、乳児が70%)
- 1日に出入りする水分量が大きい(大人の約3倍)
- 腎臓の機能が未熟のため、必要な水分も尿で排出してしまう
- 発熱・嘔吐・下痢をきたす病気になりやすく、水分摂取量減少や排泄量増加が起こりやすい
- 低年齢になるほど、必要に応じて自ら水分補給することが難しい
数カ月前におはぎちゃんはノロウイルスにかかり、たくさん嘔吐してしまいました。クリニックで点滴が出来ず、脱水しないように総合病院に入院することになりました。
かなりぐったりしていて水分をとることも難しかったので、子どもの水分摂取が難しい場合はすぐに病院へ行った方が良いですね。
point③ 真夏日の環境
兵庫県立生活科学研究所の調査では気温30.9℃で大人の顔の位置の温度は32.9℃でしたが、ベビーカー内は36.4℃と高くなっていたという結果が出ています。
また、JAFのテストでは、気温35℃の環境下でエアコン停止からわずか15分で車内温度31℃以上と熱中症指数が危険レベルに達するという結果になりました。
体温上昇しやすい子どもは、このような環境にはより一層気をつけないといけませんね😣
point④ 熱中症を見分けるサイン
次の症状があれば病院へ受診しましょう。
- 体温が38度以上
- 汗が出ていない
- 尿が出ていない
嘔吐としたり、意識が朦朧としているときはすぐに治療が必要ですので救急車を呼んだ方が良いそうです!
point⑤ もし熱中症かな?と思ったら
もし熱中症と疑う症状が出てきたら、「体を冷やす」・「水分補給」が重要です。
体を冷やすときは、体にこもっている熱を逃がすため、太い血管があるところを冷やします。首、わきの下、脚の付け根などです。
また、熱が高い場合は、体を少しぬれタオルで拭いて、うちわで仰いであげます。気化熱によって、熱がよく放散するので、早く熱が下がります。
水分補給については、乳児なら母乳やミルク、幼児なら乳幼児用のイオン飲料や麦茶・ジュースで良いそうですよ^^
今日の勉強録
『炎天下の日には、細心の注意をして熱中症を予防しましょう』
車の中は一瞬で温度が上がることは知っていましたが、ベビーカーの中がそんなに熱くなるとは知りませんでした💦
最近は歩いて買い物に行くときは、おはぎちゃんに帽子をかぶせて、抱っこ紐で体が密着するところには保冷剤を挟むようにしています!
みなさんも熱中症気をつけてください^^
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