函館市から車で30分程走ったところに、トラピスト修道院というところがあるんですが、ここがとても綺麗なスポットなんです^^
そしてソフトクリームがめちゃめちゃ美味しいのでぜひ食べてみてください!
今回は、成功に必要なスキル、グリットについてです。
グリットとは、『やり抜く力』のことです。そしてやり抜く力を持っている人に共通するのが『自制心』と言われています。
今回はこの2つのスキルについてお話したいと思います。
point① やり抜く力と自制心
まず、やり抜く力と自制心の重要性についてお話しします。
やり抜く力
『やり抜く力』とは、ひとつの仕事に情熱を持って関り、揺らぐことなく専念できる資質と言われています。
ペンシルベニア大学では、入学時の成績が比較的低くても、やり抜く力のスコアが高い生徒はその後の成績評定平均値が高いという結果が出ました。また、英単語の全国スペリングコンテストでは、やり抜く力の高い子供が最終ラウンドまで残る確率が高かったそうです。
自制心
『自制心』とは、自分の欲望や感情をコントロールする力です。
アメリカの心理学者の研究で、3歳から11歳の子ども達にあらゆる種類のテストやアンケートを実施して自制心を測定し、その子ども達が32歳になった時にどのような大人になったか調査したものがあります。
子どもの頃の自制心のスコアが最も低かった人々は、最も高かった人々に比べて3倍の確率で犯罪に関わっていて、アルコールやドラッグの依存症である確率も3倍。ひとりで子どもを育てている確率は2倍だったという結果でした。
やり抜く力も大事だけど、自制心もめっちゃ大事ですね・・・
point② グリットが高いと収入が高くなる
行動経済学の調査で、20代~70代の1,034人にアンケートをとって分析した結果、下記の3点が明らかになりました。
- グリットが高い人は、各種能力や生産性が高く、収入が高い
- グリットが高い人は、金融資産の保有額が大きい
- 目的を持って貯蓄している(グリットが高いほど金融資産の保有額が大きい)
高齢化が進む日本では、老後の資金不足が問題となっていて不安な人が多いと思います(私もその1人ですが笑)。
貯蓄額が大きいのであれば、グリットは高いにこしたことはないですね。
point③ グリットを高くするには
子どものグリットを高くするには、失敗を通して手に入れるしかない、と言われています。
「ビジネスの分野であれ、スポーツや芸術の分野であれ、リスクの高い場所で努力をすれば、リスクの低い場所にいるよりも大きな挫折を経験する可能性が高くなる。しかし独創的な本物の成功を達成する可能性もまた高くなる。」
と「成功する子 失敗する子」の本の中で書かれていました。私自身も、本気の失敗こそ価値があるんじゃないかな、と思います。
今日の勉強録
『子どものグリットを高めるために親が出来ることは、無闇に手を貸さずに見守ること』
子どもが失敗しそうになるとついつい手を出しちゃいそうですが、そこをぐっとこらえて見守ることが大事なんですね~。
私自身は老後の資金が心配なのでグリットを高めたいと思いました笑
成功する子 失敗する子 (著)ポール・タフ
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