図鑑が子どもに良いわけとは

勉強録

みなさんは家に図鑑を用意してあげていますか?

私はまだ買っていなくて、気になることがあれば図書館に行って調べれば良いのでは?と思っているんですが、買った方が良いか悩んでいます。。。

調べてみると、図鑑は子供にとってとても良いものなので子どもが興味のある分野の図鑑を用意してあげた方が良いなと思いました!

point① 脳への刺激がある

図鑑を見てみると、必ず画像と説明が書いてありますよね。

画像では脳の中の図形認識や空間認知を担う領域、文字を読むときは言語野と呼ばれる領域同時に活性化します

そして、ここに本物に触れ合わさせることで、さらにたくさんの刺激を受けます。

触ることで『触覚』、音を聞くことで『聴覚』、匂いを感じることで『嗅覚』が刺激されます。

図鑑を使って興味を掘り下げて、さらに本物と触れ合わさせることは子供にとってとても大切なことなんですね^^

point② 好奇心を伸ばす

東北大学の瀧靖之教授は、『好奇心は、脳を育てる一番の栄養です。』と述べています。

実際に、東大生の9割は図鑑を読んで育ったそうです。

今の時代は、インターネットで調べればすぐに答えは出てきますが、簡単に答えだけを知ったところでは記憶にとどまりにくいそうです。

逆に、「どういうことなんだろう?」「あれって何?」とモヤモヤとした気持ちを抱えたまま時間をかけて調べた方が好奇心が深まるそうです。

そしてなんと、日本の20歳の好奇心はスウェーデンの65歳並みなんだそうです。。。

何も考えずにぼーっと生きていてはダメですね笑

また、親も一緒にワクワクすることが重要と言われています。

子どもに一方的に図鑑を渡して「読みなさい」、「調べなさい」と言って親が何も関心を示さなければ好奇心が深まることはないそうです。

親が実際に調べるところや、ワクワクしながら人に知識を伝えるところを見て子どもは学んでいく意欲を感じるようになるそうです。

また、好奇心を高めておくと、「将来の認知症のリスク」が減らせることも脳の研究からわかっています。

好奇心レベルの高い人、つまり趣味をたくさん持っているひとは認知機能を司る部分の萎縮が遅かったそうです!

大人も子供と一緒に好奇心を伸ばすことって大事なんですね~!

point③ 勉強が得意になる

図鑑と勉強はとっても相性が良いです。

例えば学校で”エラ呼吸”を習ったときに、家に魚の図鑑があれば「知ってる!」となりますよね。

そのおかげで勉強のハードルもグッと下がるわけです。

そして勉強の内容がスッと理解できることで、「自分は勉強が得意」「学校が好き」という気持ちを育むことができます。

また、小さい子であれば文字そのものに興味が湧き、図鑑を通して文字を覚えるそうです。

今日の勉強録

『子どもが小さいうちから図鑑と触れ合わせましょう!』

瀧教授によると、図鑑を与える時期は遅くとも3,4歳には用意してあげると良いそうです。

そうすると、小さい頃から親しんでいる図鑑を好きになることが多いようです^^

私もそろそろ子ども図鑑を用意してあげようかな~!

出典
「賢い子」に育てる究極のコツ (著)瀧靖之
子育てベスト100 (著)加藤紀子

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