大学に進学するメリット・デメリット

勉強録

大学に進学させるかどうか、悩んでる高校生や親もいると思います。

私は基本的に「もし高校生の時点で将来やりたいことが決まっていなければ大学へ進学した方が良い」と考えています。

大学進学においてのメリット・デメリットをまとめてみたのでもし良ければ参考にしてみてください^^

大学に進学するメリット

生涯賃金が高い

大卒・高卒の比較でよく言われているのが生涯賃金。

調べてみると、こんな結果になりました。

  • 高校卒     2億5400万円
  • 短大・高専卒  2億6300万円
  • 大学・大学院卒 3億2800万円

なんと高校卒と大学・大学院卒の差は7000万円以上もありました!

初任給では、高校卒と大学卒では、月5万円ほど差があります。

就活の求人数・業界の幅が広くなる

いざ、就職するぞ!となって職を探すと、募集要項のところに「大卒以上」と書いてあることが多いと思います。

金融とかは特に大卒以上を希望しているところが多いようですね。

大卒は大卒でも「理系卒」を条件としている職もあるので、大学どこの学部にしようか悩んでいる人は理系をおすすめします。

自分にあった友人を作ることが出来る

青年心理学研究の論文によると、中・高・大学生の754名を対象とした研究で以下の結果がわかりました。

自分と合わない人と付き合うは、中学生>高校生>大学生の順でした。

中学生や高校生の方が、自分と合わないな~と思いつつ友人関係を続けることが多く、大学生は自分と合う人とだけ付き合うことが多いようです。


励まし合う付き合い方は、大学生>高校生=中学生となり、大学生が一番励まし合う友人を作ることが出来ていることがわかりました。

以上のことから、大学進学することで、自分にあった友人を作れる可能性が高いと考えられます。

大学に進学するデメリット

お金がかかる

文部科学省が発表している学費調査では、

国公立大学(4年間):539万円
私立大学(4年間) :730万円

となり、かなりの高額です。

さらに、大学入学時にかかるお金(受験費用や入学金等)は100~200万円ほどかかるので、本当経済的負担が大きいです・・・涙

大学進学しても、中退する可能性あり

せっかく高いお金を出して大学に進学しても、中退する可能性はあります。

文部科学省の調査だと、中退する学生は約2%、4万人ほどです。

中退の理由は、経済的な理由から興味が持てなくなったなど様々です。

社会進出するのが遅くなり、ブランクが生じる

もし料理人など学歴を必要としない職業を希望している場合、大学に通う時間がブランクに繋がることがあります。

例えば日本料理の板前修業は、一人前になるまでに10年ほどかかると言われています。

同じ年齢の板前さんでも、高校卒業してすぐに料理の道に進んだ人の料理と大学に行ってから料理の道に進んだ人の料理。

4年のブランクがある分、料理歴が長い板前さんの方が味が洗練されてそうな気がしてしまいます。
(人によるかもしれませんが。。。)

今日の勉強録

「将来何になりたいか決まっていない人は、大学いった方が無難かも?」

学歴で人生の良し悪しが決まるとは思いませんが、将来スポーツ選手になる!とか料理人になる!とか明確な目標がない人で、大学に進学するかどうか選択できる人は大学に行っといたほうが無難かなー、と思います。

もちろん高卒で起業してかなり稼いでいる人もいるので本人次第だとは思いますが。

でも、なりたい職業が見つかった時に「大卒」という条件があったためにチャレンジすら出来なかったりするのはもったいないな、とは思います。

親は子どもの学費貯めないとですね・・・^^

出典:
親子で要チェック!大学生活ハウマッチ
同性の友達とのつきあい方からみた青年期の友人関係
大学における授業料滞納・中途退学・休学の状況

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