子どもは褒めて伸ばそうと思う人は多いですよね。褒められると自信もつきますしね。
でも、その褒め方は子どもにあっているのでしょうか。
今回は、オランダの大学が発表した研究内容をご紹介します。
point① 自尊心の高さによって褒めの効果は分かれる
オランダの大学の研究結果で、『自尊心の低い子に過度な褒め方をすると、難しいことにチャレンジしなくなる』ということがわかりました。
過度な褒め方とは、『信じられないくらい素晴らしい!』のような褒め方です。
自尊心の低い子からすると、次回も同じように上手に出来るか気になってチャレンジ出来なくなってしまうんだそうです。
逆に、『自尊心の高い子に過度な褒め方をすると、簡単な問題よりも難しい問題にチャレンジする傾向が強かった』そうです。
調査では、自尊心の低い子ほど親は大げさに褒めていたそうです。
確かに、自尊心が低いと自信をつけさせようと思って過度に褒めちぎってしまいそうですよね。
point② 能力をほめると努力しない子に
アメリカの名門・コロンビア大学(オバマ元大統領の出身大学)の研究で、子どもの能力を褒めると努力をしなくなることがわかりました。
頭が良いと褒められた子は、「自分は優秀なんだ!」と思いこみます。
その結果、問題が解けない=頭が悪い=自分は優秀ではない
と考えてしまい、ミスをするのが怖くなってしまって難しい問題にチャレンジしなくなるそうです。
逆に努力を褒められた子は、ミスをしても努力が足りなかったからだ!と考えてさらに難しい問題にも向き合う姿勢がみられたそうです。
今日の勉強録
『やたらむやみに褒めるのではなく、子どもにあった褒め方をしよう』
私の娘は1歳で自尊心が高いのか・低いのかまだ定かではありませんがついつい褒めてしまいます笑
最近もやっと積み木が出来るようになったので褒めてしまいました。
褒めすぎ、注意ですね💦
出典:
“That’s Not Just Beautiful-That’s Incredibly Beautiful!” The Adverse Impact of Inflated Praise on Children With Low Self-Esteem
マインドセット (著)キャロル・S・ドゥエック
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