赤ちゃんはコミュニケーション不足だと死んでしまう

勉強録

おはぎちゃんは今月で8ヶ月。ずり這いを習得し、目を離すとキッチンに入ったり、ゴミ箱を触ったり…

赤ちゃんって何でおもちゃより普段大人が使っている物に興味があるんでしょうか…

最近のおはぎちゃんのお気に入りはテレビのリモコンと、夫の健康診断の結果が入っているファイルです笑

さて、ビックリするようなタイトルの記事なんですが、結構本当だったりするんです。

point① 赤ちゃんに話しかけないと2歳になる前に死んでしまう

13世紀、神聖ローマ帝国のフリードリッヒ2世は、身寄りのない赤ちゃんを集め、侍女に育てさせました。

皇帝は、『人は言葉を習わなくても話すようになるのか』ということを実験するために、侍女達に母乳やオムツ、入浴などの最低限のお世話は許しましたが、赤ちゃんに話しかけることは禁じました。

その結果、2歳になる前に全員死んでしまったそうです。

かなり残酷な実験ですよね…

point② コミュニケーション不足が原因で発達障害や精神疾患の傾向がみられる

第二次世界大戦中のお話ですが、戦争では多くの孤児が生まれました。

孤児院では、十分な食事と清潔な部屋の中で赤ちゃん達は育てられました。しかし、孤児院には多くの赤ちゃんが集まっていたので慢性的な人手不足に陥っていて、充分なコミュニケーションを取ることは出来ませんでした。

精神科医のルネ・スピッツは孤児院で調査をったところ、91人中34人が2歳までに死んでしまったそうです。

その他の生存した孤児についても追跡調査が行われましたが、成人後でも発達障害の傾向や、精神症状が頻繁にみられたそうです。

今のご時世ではなかなか少ない場面だと思いますが、コミュニケーションの大切さを実感しますね。

今日の勉強録

『意味を理解してなくても赤ちゃんに沢山話しかけること』

よく話しかけられる乳児ほど頻繁に発声し、1歳6ヶ月になる頃には語彙が約2倍多いというデータもあるそうです。

前の記事で、赤ちゃんのサインに敏感に対応することで赤ちゃんのストレスが解消されるということを書きましたが、コミュニケーションの重要性を再認識させられました。

最近おはぎちゃんは暇になると叫びまくります。笑

今日もいっぱい遊ぶぞー!(疲れるけど頑張る!笑)

参考図書:パパは脳研究者 著:池谷裕二

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