学校は無意味?学校に通う本当の意味

勉強録

みなさんYouTuberのゆたぼんって知っていますか?

ゆたぼんは、小学校で不登校になったのをきっかけにYouTube配信を始めたYouTuberで、『学校に行きたければ行けばいいし、行きたくない子は行かなくていい』という意見を主張し、論争を生んでいます。

結局小学校に行かないまま最近卒業したらしいですね。

私個人的には、海外には飛び級制度もあるくらいだから、やることやっとけば別にいいんじゃない?とも思ってしまいますが、どっちが良いんでしょうか?

そこで、最近私が読んでいる『成功する子、失敗する子』という本に学校に通わないデメリットについて書かれていたので紹介します^ ^

point ① アメリカの飛び級制度

アメリカにはGEDという高校終了同等資格というものがあります。日本でいう大検または高認みたいなものですね。

GEDは学校を中退した人が高校卒業と同程度の資格を得られるという目的のものでしたが、子供ががすでに高校を卒業できる程度の知識や知能を持っているなら、卒業まで実際に学校に通って時間を無駄にする必要はない、ということで注目を浴びました。

テストに合格すれば、高校の卒業生であること、ほかの卒業生と同様に大学その他の高等教育に進む準備はできていることを国が法的に保証しようじゃないか、ということですね。

最盛期は2001年で、およそ100万人以上の若者が受けました。当時の卒業生の5人に1人はGED合格者だったそうです。

このGED、一見合理的で素晴らしい制度だと思いますよね。頭の良い子どもは学校に通う時間とお金を無駄にする必要がないし。

しかし、学校に通わないデメリットも存在します。

point ② GED合格者と高校中退者の将来は同じ結果になった

何が同じ結果かというと、年収や失業率、離婚率、違法ドラッグの使用率などの将来的に生じるあらゆる重要な事柄についてです。

国家規模のデータベースを分析したところ、知能は高校中退者よりもかなり高いにもかかわらず、高校中退者とそっくりな結果が判明したそうです。

本の中では、『テストの点数は良くても、人生になんら良い影響のないグループ』と言われていました。

point ③ 学校に通うことで獲得できる能力

学校に通うことで獲得できるのは、下記の3点です。

  • 報われることの少ない退屈な作業にあたるときの粘り強さ
  • 喜びや楽しみを先送りにして、まずやるべきことをやる自制心
  • 計画に沿ってやりとげる経験

この3点は、人生を送るにあたって重要な能力ですよね。学校を通うことをやめると上記の能力を獲得する機会を逃してしまう可能性があります。

今日の勉強録

『学校に行かないことは非認知能力の獲得の機会を逃すことになるかも?!』

メンタリストDaiGoさんも、『学校に通う大きなメリットの1つには、【同世代との人間関係】と言われていて、学校に通うことによって子どものIQが上がることが分かっています』とのことを述べています。

学校に行きたくない理由は色々あると思いますが、メリット・デメリットを理解した上で決断した方が良さそうですね。

学校は必要な知識を身につける場だと思っていましたが、それ以上に大切なことを教えてくれる場所でもあったんですね^ ^

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