保育園・幼稚園選びしなければならないのですが、いろいろ特色があって悩みますよね。
運動をたくさんさせたり、モンテッソーリ教育を取り入れたり・・・
早期教育ってどうなの?と思ったので、調べてみました!
point① 子ども中心の保育(自由保育)の方が子どもが伸びる
お茶の水女子大学教授である内田伸子先生の研究によると、小学校1年生の国語や算数、体育などを先取り教育をしている幼稚園や保育園と、自由時間が長い保育園や幼稚園を比べると、自由時間が長い保育園や幼稚園の子の方が言語力が高いことがわかりました。
国語を先取り教育している子よりも自由教育の子の方が言語力が高いとは、なんとも皮肉ですね。
でも確かに英語を勉強していると、ただインプット・アウトプットするよりも実際に外国の人とコミュニケーションする方が吸収が良い気がします。
自由保育は子ども同士で遊びながらコミュニケーションをとることで、言葉を学んでいるんですね^^
point② 学びのコントローラーを子ども自身が持つことが大事
東京学芸大学で准教授をされていた岩瀬直樹先生は次のように述べています。
『重要なのは、学びのコントローラーを自分でもつことだと考えています。講義中心の一斉授業では、教員がコントローラーを握って学習時間や学習内容を決めるため、子どもは決められたことをただこなすだけになってしまいます。教員ではなく、自ら学びのコントローラーを持てる環境を整えることで、子どもにとってよりよい学びの場ができると考えています。』
これは、前に投稿した記事で『先生の言うことをちゃんときくように厳しくしつけると、大卒になる確率が下がる(年収が下がる)』に通じるものがあると感じます。
子どもは『大人の言う通りにしておけば良いんだ』と考えると、そこで思考が停止してしまうんですよね。
学びのコントローラーを自分で持つこと、本当に大事ですね。
point③ 遊びがもたらす効果
遊びの研究によると、遊びは認知能力・非認知能力両方に多大な効果があるそうです。
- 言語能力の向上
- 問題解決能力の向上
- 計画作りや予測
- 予想外の出来事の順応
- 人間関係スキル
- 道徳
- 交渉
これ見ただけでも、めちゃめちゃすごくないですか!?
確かに子ども同士で遊ぶとき、コミュニケーションは必須だし、思い通りにならなかったら他の子と交渉しなければならないし、悪いことをしたら仲間外れになっちゃう。
子どもの脳は遊んでる間もフル回転してるはずですね。
今日の勉強録
「自由保育は、遊んでるだけに見えてめちゃめちゃスキルを身に着けている!」
今回、自由保育について調べてみましたが、遊びってこんなに色んな効果があるんですね。
もし大人の私がタイムスリップして子どもに戻ったら絶対一人で本読んでると思うので、楽しそうに遊んでる子ども達、尊敬します…
この間子育てサロンで、少し年上の男の子のおもちゃをとってしまって怒られていたおはぎちゃん、遊びながら人間関係スキルを身につけて欲しいです😅
出典
『どの子も伸びる共有型しつけのススメ~子育てに「もう遅い」はありません~』
あスコラ vol.12 『これからの教育の話をしよう!』
東洋経済 「遊ぶ子」と「忙しい子」自己肯定感に出る大差
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