こどもの鉄分、どのくらい必要なの?

勉強録

離乳食も進んで、今はつかみ食べをさせているんですが、おはぎちゃんは集中力がないので途中で叫びだします…

どうやら「食事はもういいから、遊びたいから自由にして!」とのこと。

子育てサロンでご飯を食べさせてる時も、他の子はちゃんと椅子に座ってご飯食べてるのにおはぎちゃんは3分くらいで椅子から離れて遊びだすんですよね~

こんなに集中力がなくて今後大丈夫か心配です;

食事といえば、フォローアップミルク。鉄は大事だから取りましょう!ということで存在しているそうですが、これいつまで飲ませればいいの?

っていうか、これいる?ミルクって地味に高いし。そんなに必要じゃなければ、別にいらないよね?

と思い、本当に必要なのか・いつまで飲ませれば良いのか調べてみました!

point① 鉄って少ないとどうなるの?

鉄の摂取が少ないと、鉄欠乏性貧血というものになります。

この鉄欠乏性貧血は、多くの悪い影響を及ぼします。

  • 言語発達の遅れ
  • 学習面の低下
  • 運動の低下
  • 行動の低下
  • 注意の機能低下
  • 知能低下

これ以外にも、さまざまな症状が報告されていました。

日本内科学会によると、日本の子どもの6人に1人は、鉄欠乏性貧血の可能性があるとのこと。

乳児では生後9か月から母乳の鉄分がなくなってしまうため、鉄欠乏性貧血になる子が多いそうです。

また、牛乳を飲みすぎて離乳食をあまり食べなくなってしまった結果、鉄欠乏性貧血になることもあるそうです。(牛乳は鉄含有量が少なく、100ml中0.02mg。)

point② どのくらい鉄分とればいいの?

厚生労働省が推奨している、子どもの鉄の摂取量は下記になります。

女(月経時)
9-11か月5.0mg4.5mg
1-2歳4.5mg4.5mg
3-5歳5.5mg5.0mg
6-7歳6.5mg6.5mg
8-9歳8.0mg8.5mg
10-11歳10.0mg10.0mg14.0mg
12-14歳11.5mg10.0mg14.0mg
15-17歳9.5mg7.0mg10.5mg

女性は月経が始まったら、普段より多めに鉄分を摂取したいですね^^

point③ 鉄分の多い食品はどのくらい含んでる?

ほうれん草やレバーには鉄分がたくさん含まれている、とよく聞きますが、どのくらい入っているんでしょうか?

離乳食だけで鉄分が摂取できていたら、フォローアップミルクはいらないですよね^^

こちらを参考にしてみてください。

食品10g当たりの鉄分食品10g当たりの鉄分食品10g当たりの鉄分
豚レバー1.3mgメバチマグロ0.09mg牛肉(赤み)0.3mg
鶏レバー0.9mgゆで卵(卵黄)0.59mg豚肉0.1mg
牛レバー0.4mgゆで卵(全卵)0.9mg鶏肉0.1mg
かつお0.19mg納豆0.33mg
ミナミマグロ0.18mg小松菜0.21mg
まぐろの
水煮缶詰
0.1mgほうれん草0.09mg
文部科学省(食品成分データベース)、一般社団法人 母子栄養協会より

赤みの肉・赤みの魚は鉄の吸収率が良く、25%ほどなのですが、卵・納豆・小松菜・ほうれん草は吸収が悪く、約5%なんだそうです。

私が好きなサーモンは鉄分0mgでした。笑

ビタミンCを一緒にとると吸収率が良くなるそうですよ!

ちなみに、フォローアップミルクは100ml中1.34mgでした。

今日の勉強録

「健全な発育には鉄が必要不可欠!色んな食材から鉄を摂取しましょう^^」

今回調べるまで、鉄が少ないと貧血になるだけだと思っていました^^;

でもこんなに発育に影響が出るとは!鉄分とらないとですね!

鉄分が足りているかどうかは家庭によると思いますが、おはぎちゃんは足りてない日が多そうなのでフォローアップミルクを続けたいと思います!

離乳食それなりに食べてるからフォローアップミルクをケチろうかな、と思った自分を反省します笑

出典
日本内科学会:小児と思春期の鉄欠乏性貧血
厚生労働省ホームページ
文部科学省:食品成分データベース
一般社団法人 母子栄養協会

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